基礎体温の定義ですが、基礎体温とは、「目覚めたばかりの、まったく体を動かさない状態で測る体温」のことです。実際に測ってみると分かりますが、基礎体温はおよそ1ヶ月周期で低温期と高温期を繰り返します。
基礎体温が変化するのは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが関係しています。妊娠のプロセスを振り返ってみましょう。簡単に言えば、女性の体内では、排卵までは卵胞ホルモン(エストロゲン)が、排卵後には卵子が飛び出した後の抜け殻が変化した黄体からは黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されていましたよね。
この卵胞ホルモンが低温期を、黄体ホルモンが高温期をつくりだします。そして排卵は、低温期から高温期に移行する過程で起こります。
低温期と高温期は、排卵と生理をはさみながら周期的に訪れ、下記のような周期となります。
「低温期」⇒「排卵期」⇒「高温期」⇒「生理期」⇒
「低温期」⇒「排卵期」⇒「高温期」⇒「生理期」⇒⇒⇒
○低温期
月経が始まってから2週間ほどは、低温期と呼ばれる基礎体温が低めの状態が続きます。個人差はありますが、一般的には36.5℃程度だといわれています。
○排卵
低温期から高温期の境目では、いったん体温がぐんと下がります。そのあと急激に体温が上昇し高温期へと移っていきます。この体温が急上昇するあたりで排卵が起こります。
○高温期
排卵後、約2週間ほど体温の高い日が続きます。高温期の体温は、基礎体温表にしばしば引いてある36.7℃より高いことがひとつの目安になりますが、こちらも個人差がありますので、むしろ自分の低温期の体温より高いかどうかを意識するとよいでしょう。
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なぜ基礎体温表が必要なのでしょうか?
妊娠をするためには、まずは排卵日がいつなのかを把握することがとても重要になってきます。その予測に役立つのが基礎体温です。
継続的に基礎体温を測り、基礎体温表に記録することで、排卵日を予測することができます。⇒もっと読む
①基礎体温は、起きたらすぐに測りましょう。
②婦人体温計を使おう!
③できるだけ毎朝一定の時間で測るようにしましょう。
④基礎体温の測定は、じっとした状態で!
⑤基礎体温を記録しましょう!
⑥基礎体温以外のカラダの状態も記録しましょう!
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骨盤の動きも変化します。
低温期には骨盤が閉まっていき、高温期には骨盤が開いていくのですが、ダイエットをしたい場合は、骨盤が閉まっていく低温期に行うと効率よく行うことができると言われています。
高温期は逆に、
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基礎体温、つけていますか?~すくパラ会員の声~
基礎体温、8月からつけ始めました。
理由は2人目が欲しいから。
1人目の時も基礎体温をつけていたのでやり方はわかってるけど、
朝の基礎体温を測るのに子供が邪魔をしてなかなか思うようにいかない~。゚(゚´Д`゚)゚。
いかに子供に邪魔をされず動くことなく体温を測れるか、毎日試行錯誤してます。
akeo さん
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生理不順とホルモン異常(妊娠していないのに母乳が出ます)で通院し、
先生から「基礎体温をつけてください。とりあえず2か月間ね」と言われました。
基礎体温の計り方は「朝起きて、横になったまま身体を起こさずに計測する」ですよね。
非常にビビりな私は
「目が覚めたら起き上がらずに計測。手だけで体温計をつかんで計測。
明日の朝忘れて起きちゃったらどうしよう。いつまで経っても記録が取れない……」
とものすごーく緊張してしまい、
「目が覚める→体温計を口にくわえる→二度寝してしまい失敗」
「目が覚める→勢いよく起き上がってしまい失敗」
「目が覚める→体温計を手で探る→見つからずに起き上がるしかなく、失敗」
などなど、様々なパターンの「計るのを失敗する夢」をエンドレスで見ました……。一晩にですよ。
一番すごかったのは
「目が覚める→体温計を口にくわえる→噛み砕いてしまう」
という夢。
多分、歯ぎしりしていたのだと思います。
そんなこんなで約2か月計っています。
初日に緊張していたほど失敗はしていません(笑)
何とか出来るものですね。
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20歳のときからつけ始めました。
大学時代に独り暮らししていた友人が生理不順で体温計をつけているのをみて
私も20を機につけ始めよう、と習慣づけることができました。
そのため、若い時期に婦人病をわずらったときも早期に自分の体調がよくないことがわかり、病院へかけつけることができました。
そのお蔭か、結婚してからちゃんと子供も授かることができ、基礎体温をつけていて
本当によかったと思いました。
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