胎教というとモーツァルトの曲を聴くなど、お腹にいる赤ちゃんのために情操教育を行うようなイメージがありますが、身構える必要はありません。
お腹の赤ちゃんを感じながら、自分なりの方法でコミュニケーションをとればいいのです。
「赤ちゃんのため」などと言って、好きでもない音楽を聴くなんてナンセンス。
ママが楽しんでリラックスできていれば、それが赤ちゃんにとっても心地いいはず。
妊娠4ヵ月から赤ちゃんはお腹の外の声も聞こえはじめるので、自分なりの胎教法を見つけてトライしてみましょう。

話しかける

お腹に向かって話しかけるのは照れくさく感じるかもしれませんが、かしこまらず自分が感じたことを口に出せばいいのです。「今日はいいお天気だね」、「このごはんはおいしいね」、「疲れたから休もうね」…。何気ない日々のできごともお腹の赤ちゃんは一緒に体感しています。臨月が近づいてくると「土曜日に生まれてきてね」、「パパがいるときに出てきてね」など、出産に関する要望を伝える人も多いようですが、赤ちゃんはその望み通りに生まれてきてくれるという声も多いです。言葉は道具のいらない一番のコミュニケーションツール。話しかけるのが苦手な場合は絵本を活用するのもおすすめです。恥ずかしがらず、どんどん話しかけましょう!

三都さんの場合・・・

4コマ
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マタニティヨガ

ゆったりとした動きと呼吸で、心身ともに落ち着くことができるヨガは近年妊婦にも大人気。胎教のひとつとして定着しました。手足をすばやく動かすこともなく、リズム感も要さないので、運動が苦手な人でも安心。体の柔軟さが求められるように思われがちですが、ヨガはマイペースで行うもの。体がかたい人でも自分が気持ちいいと思えるポージングができればOK。股関節を柔軟にすることや、呼吸法は分娩時にも役立ちます。場所をとらないので家でも行うことが可能。出産の直前まで続けることができます。


お腹をなでる、お腹を軽くたたく

大きなお腹をなでるのも立派な胎教。皮膚をなでるということはリラックス効果が高く、愛情ホルモンのオキシトシンがたっぷりと分泌されます。赤ちゃんもママの愛情をより感じられるでしょう。胎動を感じられるようになってからは、お腹を軽くたたいて赤ちゃんとコミュニケーションを楽しむキックゲームがおすすめ。赤ちゃんにお腹をけられたと感じたらその場所を軽くポンと叩く、あるいはママの方がお腹をポンと叩くと赤ちゃんもポンとけり返してくるというように、お互いがお互いの動きに反応すると、やりとりが楽しくなります。キックの回数を徐々に増やし、何回できるかチャレンジしてみましょう。


音楽を聴く

胎教でスタンダードな音楽鑑賞。胎教といえばモーツァルトと言われるほどですが、静かなクラシック音楽のリラックス効果が高いのは確かです。しかし、自分が好みの音楽でもないのに「お腹の赤ちゃんのために」という理由で聴いていたのでは、リラックスできるはずがありません。自分が心地よくなれる音楽だったら、ジャンルは気にしなくてOK。自分でお腹の赤ちゃんに歌ってあげるのもいいでしょう。


本に親しむ

部屋で体を休めるときは、視覚的に刺激の強いテレビより本がおすすめ。漫画で笑うもよし、小説の世界に浸るもよし、出産や育児の知識を貯えるのもよし、写真集などでヒーリング効果を楽しむもよし。赤ちゃんが生まれてしばらくは体とともに目も休めなければなりませんし、ゆったりした時間を過ごすことが難しくなります。妊娠中にたっぷりと本に親しんでおきましょう。


お茶を飲む

部屋でのリラックスといえばお茶もはずせません。コーヒーや紅茶といきたいところですが、カフェインが多く含まれているものは妊娠中におすすめできません。ハーブティーなどノンカフェインでリラックス効果の高いものを選びましょう。マタニティ専用のハーブティーも各メーカーから発売されています。ただし、強壮作用の強いセージ、覚醒作用が強いローズマリー、性ホルモンを刺激するコンフリーなど、避けた方がよいハーブもあるので、注意も必要です。


パートナーと一緒に

赤ちゃんが生まれる前からパパになる心構えをしてもらうため、パートナーも一緒に胎教を楽しんでもらいましょう。お腹をさすってもらったり、話しかけてもらったり、部屋でリラックスしているときはその時間を共有したり、できることはたくさんあります。お腹に耳をあて胎動を聴く、聴診器を用いて話しかけるなど胎教に熱心なパパもたくさんいます。