お腹の中で赤ちゃんの頭が上にある状態の「逆子」と診断されるのは妊娠28~30週くらい。
それまでは体がくるくる回転しているのが普通なので、頭が上にあっても気にすることはありませんが、頭が重くなってくるこの時期に頭が上にあると健診で逆子と診断されることがあります。
しかし、その時期を過ぎても逆子を直すことは十分可能。
出産まで逆子が直らない人の割合はわずか5%です。一度「逆子」と診断されてもナーバスにならずに、直す方法はいろいろあるので試してみましょう。

逆子体操

胸膝法

体を四つんばいにして頭と肩をできるだけ下げ、両膝をついてお尻を高くするポーズをとります。その状態を10分ほどキープした後、横になって休みます(側臥位)。横になるときは赤ちゃんの背中が上になるように寝るのがベター(病院でどちらに向いているかを聞けば教えてくれます)。1日1回、夜寝る前に行うのが効果的。

ブリッジ法

お尻の下にクッションを入れあおむけに寝ます(高さは30センチくらい)。この姿勢を1日2回(できれば朝晩)行います。


鍼灸

逆子直しのつぼとしてベーシックなのは、至陰(足の小指にあるつぼ)と三陰交(くるぶしの内側から指4本分上のつぼ)。ここへお灸をすると母体の陰部と胎内を温めることができます。


半身浴

逆子の原因のひとつと考えられるのが体の冷え。半身浴、足湯などを行うのもおすすめです。逆子でない場合もそうですが、体を温める作用のある根菜類を多く摂る、保温性の高い靴下をはくなど食生活、生活習慣にも気を配りましょう。


外回転術

お腹の上から胎児を回す外回転術。早産や緊急帝王切開になる可能性もあるというリスクはあるものの、成功率はとても高いと言われています。技術を要するもので産科医であれば誰でもできるというわけではないので、実施している出産施設は限られています。