printHtmlHeader2(); ?> 基礎体温とカラダの変化|基礎体温とは?|妊娠のための基礎知識|「妊娠したいママ応援」|すくパラ倶楽部
printHeader(); ?>
isAlreadyLogin(); if($loginFlg) { $logic->printSubMenu(); } ?>
妊娠したいママ応援

基礎体温とは?~妊娠のための基礎知識妊娠したいママ応援

基礎体温とカラダの変化

マンガ:オコメさん

妊娠判別につながる基礎体温の低温期と高温期の特徴を順に見てみましょう。

○低温期
月経が始まってから2週間ほどは、低温期と呼ばれる基礎体温が低めの状態が続きます。個人差はありますが、一般的には36.5℃程度だといわれています。この時期は、卵胞ホルモン(エストロゲン)が分泌され、排卵のための準備が行われます。

○排卵
低温期から高温期の境目では、いったん体温がぐんと下がります。そのあと急激に体温が上昇し高温期へと移っていきます。この体温が急上昇するあたりで排卵が起こります。

○高温期
排卵後、約2週間ほど体温の高い日が続きます。高温期の体温は、基礎体温表にしばしば引いてある36.7℃より高いことがひとつの目安になりますが、こちらも個人差がありますので、むしろ自分の低温期の体温より高いかどうかを意識するとよいでしょう。

高温期が約2週間である理由は、黄体の寿命が約2週間だからです。黄体が分泌する黄体ホルモン(プロゲステロン)には、受精卵がうまく育つよう、母体をあたためるはたらきがありますが、基礎体温の上昇はこのために起こります。ですから、排卵後に妊娠が成立しなかった場合は、寿命がきた黄体は委縮し、体温は再び下がります。逆に妊娠した場合は、2週間経過しても体温は下がることなく、高温期がずっと続くことになります。

このような女性ホルモン(卵胞ホルモン&黄体ホルモン)の影響によって、女性の基礎体温は一定の周期で変化しているのです。このことから、基礎体温表をつけてみたときに、低温期と高温期の境目が確認できず、ずっと同じような体温が続く場合は、排卵が起こっていない可能性がありますし、高温期が2週間より短い場合は、卵巣の機能が低下しているか、黄体ホルモンの分泌異常を疑うことができるのです。

さらに、精子の寿命が3~5日、卵子の寿命が約24時間ですから、このふたつの寿命のズレを考慮に入れると、排卵日の3日前から排卵日の翌日までが、もっとも妊娠しやすい時期であるということになるのですが、その時期も基礎体温表につけることによって予測することができます。逆に言えば、高温期に入って5日後から次の月経がくるまでは、妊娠がしにくい時期だと考えることができます。

ところで、低温期は1ヶ月のうちで最も体調が良くなる時期といわれています。晴れやかな気分になり、前向きな考え方になる傾向があり、肌の調子も良くなります。一方、高温期
はむくみや肌荒れが起こりやすくなり、心の状態も不安定になりがちな時期だと言われています。

ですから、日常生活においても、高温期にはあまり無理をせず、心身ともに元気な低温期をうまく利用してものごとを進める、ということもできるでしょう。

printRightMenu(); ?>