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排卵のしくみ|受精のしくみ着床のしくみ

排卵のしくみ

マンガ:カズ吉ママさん

排卵とは、卵巣で成熟した卵胞から卵子が放出されることです。卵胞とは卵子の入っている袋のようなもの。卵子はおよそ一月に一個ずつ放出(1回の月経周期で1度だけ)されます。排卵が行われる日を排卵日と呼びます。
排卵から24時間以内に3-5日の寿命を持つ精子が卵子にたどり着くことを受精と呼びます。
そして、受精卵が子宮内膜に到達することを着床と呼びます。この着床により妊娠が成立します。

卵胞って何でしょうか。卵巣は卵子の元となる細胞(原始卵胞)を抱えています。女性は、卵巣にこのような細胞を約200~300万個ほどすでに持った状態で生まれてくるのですが、この原始卵胞は初潮のころまでには約20~30万個に、その後も月経がくるごとにどんどん減り続けます。

ですから、常に新しくつくられ続ける精子と違って、卵子は卵巣でその都度つくられているわけではないんですね。卵子の年齢は、その女性の年齢と同じ。高齢出産に関して「卵子の老化が…」という話題が出るのも、女性のこうした身体のしくみによるものです。

さて原始卵胞は、脳下垂体(種々のホルモンを分泌する器官)から分泌されるホルモンの命令を受けて成長をしはじめます。この命令で目覚める原始卵胞は数個~20個ほど。そのうち、一つの卵胞だけが他の卵胞の栄養を糧にしてさらに成長していきます。この卵胞を主席卵胞といいます。

主席卵胞は、次の月経がはじまる約2週間前に成熟が完了します。主席卵胞が成熟するころ、卵巣からホルモンが分泌され、脳に卵胞成熟が完了したことを伝えるお知らせが届けられます。そのお知らせを受けて脳下垂体は、排卵の命令を伝えるホルモンを分泌します。これによって卵胞が破裂し、中の卵子が外に飛び出すのです。

卵巣から放出された卵子は、卵管の先端部にある卵管采にキャッチされ、卵管へと送られていきます。卵巣と卵管は直接つながっていないので、イソギンチャクのような形をした卵管采が卵巣から飛び出した卵子を卵管に取り込みます。その後卵子は、卵管の一番太くなっている卵管膨大部までたどり着き、精子がやってくるのを待つことになります。