- マンガ:トマコさん
●妊娠中期のおりもの
妊娠中期〜妊娠後期に、下着やおりものシートがぐっしょりなるほど、量が多い場合は破水の可能性もあるのでお医者さんにいきましょう。
おりものが黄色や灰白色、緑色などに変色した場合、感染症などを起こしている可能性があります。
おりもの量は増えるのが一般的ですが、おりものの量が多すぎたり、黄色味を帯びている場合は注意しましょう。
●おりものとは?
おりものとは、膣や子宮の出口から分泌される粘液です。
腟や頸管部が乾燥しないように潤滑油としての役割があります。
また、体内へバイ菌が入らないようにする役目もあります。
生理が始まる年齢になると、女性ホルモンが分泌されるようになります。
その作用により乳酸菌が増え、腟の中が酸性に保たれることで、雑菌などが増えるを防いでいます。
●妊娠中はおりものが増える。
妊娠すると、ホルモンの作用により、おりもの量がふえる場合が多いようです。
ただ、黄体ホルモンが長期間にわたり分泌されるので、腟内の酸性度の変化から、バイ菌が増えやすくなることがあります。
また、喫煙やストレスが腟内の酸性度を弱めるという説もありますが、
おりものは、色々な事から影響を受けやすいのです。
おりものが体調の変化や感染症などのトラブル信号になる場合もあります。
自身の正常なおりものを知っておき「いつもと違う」と感じる場合は気をつけるようにしましょう。