冷えが問題になるのは女性だけでなく、男性にもあてはまります。
特におなかが冷えていると、女性は子宮や卵巣の機能が低下し、婦人科系の疾患につながる可能性がありますが、男性もまた生殖機能が低下し、精力の減退を引き起こします。
さらに、全身のホルモンバランスがくずれることで、自律神経も乱れがちになります。
交感神経(緊張)と副交感神経(リラックス)のバランスがとれなくなるのです。
そうすると、夜に寝つけなくなったり、そのために朝や日中にだるかったり。
普段ならやり過ごせるささいなストレスにもイライラしてしまうこともあります。
これらは血管を収縮させる原因になり、さらに身体を冷やしてしまう、という悪循環に陥ります。