赤ちゃんの食事:離乳後期(9ヶ月〜11ヶ月)
離乳食後期になると大人と同じ食事の回数。
ママにとっては負担に感じるかもしれませんが、3回のうち1回は一緒に食べるなど、準備や後片づけを楽にする工夫を。
中期から後期への移行は、赤ちゃんの様子を見ながらマイペースで進めましょう。

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やわらかい食べものを1日2回しっかり食べられるようになったら、食事の回数を3回に増やします。
それと同時に食べるものも歯ぐきでつぶ せるくらいの固さに変化(バナナくらいの固さがめやす)。
手先が器用になり、食べものを手で持つことも可能。
やわらかくゆでた野菜など、手に持ちやすいも のも与えてみると、赤ちゃんも食べるのが楽しくなるかもしれません。

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とっても簡単な離乳食後期のレシピをご紹介!
●肉豆腐
① 豆腐を1センチ角に切り、玉ねぎをみじん切りにする。
② だし汁を煮立たせ、ひき肉と玉ねぎを入れて煮る。
③ 豆腐を入れ、しょうゆと砂糖で味つけ。水溶き片栗粉でとろみをつけて完成!
●焼きうどん
① にんじん、キャベツなどの野菜を食べやすい大きさに切る。
② フライパンに油をひき、切った野菜を炒め、しんなりしたらうどん(ゆでたものか冷凍のもの)を
加える。
③ 水を加えうどんがしんなりするまでさらに炒め、しょうゆで味つけ。おかかと青のりを散らして
完成!
●鶏レバー入りオムレツ
① 鶏レバーをゆでて、あらみじん切りにする。
② 卵を割りほぐし、その中にレバーを投入。
③ 熱したフライパンにバターを入れ、②をかき混ぜながら炒って完成!

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離乳食を3回にすると、とても忙しく感じてしまいます。
3回ともママと同じ時間にとる、もしくは朝昼だけ一緒にとるなど、ママも忙しくならない工夫を。
毎日同じ時間にとることも心がけましょう。
離乳食の進み具合はマイペースでいいのですが、食べ方や飲み方など、ちょっとずつトレーニングすることも出てきます。
はじめから上手にできなくてあたりまえなので、まずは道具に興味をもってもらうことからはじめましょう。

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食べものを手でこねて遊んで食べなかったり、2回から3回にしたら食べなくなったり、母乳やミルクばかりを飲んで離乳食をほとんど受けつけなかったり…、この時期に離乳食のことで悩むママは多いです。
しかしこの時期は食べることの楽しさを覚える時期でもあるので、食べないことをそれほど悩むことはありません。
遊んでしまうのも当然。
無理してステップアップする必要はないので、赤ちゃんの様子を見ながら回数や量を調節しましょう。
手づかみ、スプーンやフォークを使うなど、自分で食べたがるようであれば、どんどんやらせてあげましょう。
食事がより楽しくなります。

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離乳食がはじまり1日3回ともなると、離乳食を気にして近所以外のお出かけが困難に感じるママもいるようです。
手づくりの離乳食を小さな タッパーなどに入れて外出するまめなママもいますが、出かける前に準備をするのもなかなか大変。
そんなときは市販のベビーフードを利用するのも1つの方法。
蓋を開けるだけですぐに食べられるレトルトタイプなら、持ち歩きも便利です。
また、アレルギーに対応した5大アレルゲン不使用タイプなどもありますので、お出かけのときはもちろん、普段の生活でもママの負担を軽くする頼もしいサポーターです。
食事に加え、水分補給用のストローボトルやお口拭き用のウェットティッシュ、エプロンなど、必要に応じて準備を。エプロンは外出に便利な使い捨てタイプも出ています。

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食に対する意欲や好みも赤ちゃんによってさまざま。
しかしたくさん食べてほしいと悩むのであれば、食事の前にお腹をすかせてあげることが ポイント。
食欲を増進させるためにも、できれば外でたっぷり遊ばせてあげましょう。
また、大人のメニューを調理する段階で取り分けた献立づくりをすると、ママの負担も軽くなります。