- マンガ:こころさん
10ヶ月ぐらいになると赤ちゃんにも早寝早起きのリズムはつけたいところですが、なかなか寝ない赤ちゃんの夜の寝かしつけはストレスを感じる時もあります。
おっぱいやミルクですっと入眠してくれればいいのですが、そうでない場合はイライラ…。寝る時間になったら「絵本を読んであげる」「部屋を暗くする」「興奮しない程度のスキンシップをする(ベビーマッサージが最適)」など、赤ちゃんがわかるような入眠の準備を行いましょう。毎日同じ時間に行えば、赤ちゃんもおやすみの時間をからだで覚えるようになります。生活のリズム作りが大切です。
離乳後期になり、離乳食を3回にすると、その準備でとても忙しく感じてしまいます。
3回ともママと同じ時間にとる、もしくは朝昼だけ一緒にとるなど、ママも忙しくならない工夫を。毎日同じ時間にとることも心がけましょう。
運動能力も発達し、10ヶ月になると伝い歩きをはじめる子も出てきます。
ただ、歩きはじめるタイミングは赤ちゃんによりそれぞれなので、遅くともあせらず待ってあげましょう。
知能もさらに発達し、記憶力が出始めます。お気に入りのおもちゃが置いてあった場所など覚えていて、その場所に行こうとしたり、取ってと意思表示をする場合もあります。
また、昼間の興奮した記憶を夜思い出して、目を覚ましたり、泣きだすこともあります。やさしく寝かしつけてあげましょう。
まだ、喃語ですが「マンマン」「パパパ」など少しづつ言葉に近い複雑な言葉を出すようになってきます。赤ちゃんは、ママやパパの話すことを聞いて、言葉の意味はだんだん分かるようになっています。
赤ちゃんには、ゆっくりと分かりやすい言葉で、繰り返し話しかけましょう。動作やモノと一緒に言ってあげると意味がつながってくるようになります。
会話をたくさんしてあげると、言葉の発達が促進されるといわれます。ママやパパが普段から赤ちゃんにたくさん話しかけてあげ、また赤ちゃんが聞く事ができる家族の会話を増やす事で、赤ちゃんの言葉は増えていき、どんどん意味の理解も進んでいきます。