- マンガ:ムラカミさん
1ヶ月~2ヵ月の赤ちゃんの場合、泣いたときはおっぱいかミルクが欲しいか、おむつが汚れているという主に生理的に不快な状態のサインでしたが、3ヵ月以降は構ってほしいなど、赤ちゃんの心の発達により、何か要求があるときのメッセージとして泣く場合が多くなります。
とくに夕飯の準備などで忙しい夕方に泣く場合が多く、「夕暮れ泣き」や「3ヵ月コリック」などと呼ばれ、1-2時間夕方に泣き続け、この時期のママを悩ませる要因となることも。
原因がわからずイライラしたり、落ち込んだりしてしまうこともあるかもしれませんが、成長に伴う現象の1つなので、それほど神経質にならないようにしましょう。
泣き止まない場合、効果的なのはお散歩。外気には気持ちを鎮静させる作用があります。
家事の手をいったん止めて抱っこしたり、外に連れ出したり、夕方になる前にたっぷりと構ってあげたり、いろいろ試してみると赤ちゃんにフィットする解決法が見つかるかもしれません。
また、この時期のなると、赤ちゃんをあやすと声をたてて笑ったり、ママがいなくなると寂しがる素振りを見せたり、少しづつ泣くこと以外の態度が出てきます。
●お食い初め
生後100日目(地方によって110日目、120日目もあり)に“一生食べものに困らないように”と願いをこめて行われるお食い初め。
尾かしら付きの鯛などごちそうを用意し、赤ちゃんに食べさせるマネをさせるのが一般的。まだ赤ちゃんは母乳かミルクしか口にできない時期ですが、よい記念になるでしょう。