赤ちゃんの脳は急成長中！知育玩具で遊ばせよう！
生まれたばかりの赤ちゃんは、なにもかも小さくて未発達。もちろん脳も大人の脳の約3割程度の重さしかありません。でも脳はものすごいスピートで成長していきます。生後8カ月で脳の重さは生まれた時と比べて2倍に、3歳になるころには大人の脳の約8割まで大きくなるんですよ！そんなふうに急速に成長する赤ちゃんの脳の中で起こっているのが、脳の神経細胞同士をつなぐ「シナプス」が作り出すネットワーク。シナプスをうまくはたらかせることで神経伝達のネットワークがよりしっかりしたものになること、これが「脳の発達」なんですね。ですからこの時期のお子さまには、良質な刺激を与えることで脳をうまく発達させることが重要になってきます。
知育玩具の多くは、五感、特に視覚や触覚、聴覚を刺激するよう設計されています。
鮮やかな色やモノの動きのおもしろさは視覚を、押す・つかむ・放すなどの動作は触角や運動神経を、音は聴覚を無理なく成長させてくれます。
なんといっても子どもが楽しく遊べるかどうかが大切！親しみやすくて安全性も高いおもちゃであれば、子どもも安心して遊べますよね。ちなみに単純な動きを繰り返すおもちゃのほうが子どもの好奇心は刺激されるんですよ！
より高レベルの刺激を、と思い、子どもの月年齢よりも高めの対象年齢のおもちゃを買ってしまう方も多いようです。でも難しくすぎてお子さまがうまく遊べない場合も。楽しく遊んでこそ、子どもの脳は適切に刺激されます。
つまむ・押す・まわす・さわるなど、指先をうごかすことで変化するモノの反応を楽しみながら、自分の行動と、それに伴うモノの反応とを結びつけて考えられるようになります。
ボールを使うおもちゃは、いったん手で掴んだものを放す、という運動の訓練ができます。また、ゆっくり転がるボールを目で追うことを通してモノの動きを予測する力を養います。
赤ちゃんはいたずらが大好き！押したりひっぱったりすることで、思わぬ反応が出るおもちゃは、子どもの好奇心を高めます。指先あそびと同じく、手先を繊細に使うことで、脳も刺激されます。
身の回りのいろいろなモノからさまざまな音が出ることを、赤ちゃんが目と耳を通して感じることができます。情操教育にはもちろん、リズム感を養うことも期待できます。
